NPO法人茨城県中途失聴・難聴者協会
理事長 齋藤 正昭

新年あけましておめでとうございます。
昨年は、新型コロナ感染で誠に住みにくいマスク生活は、私たち難聴者のコミュニケーション
不安を増大させ、日々大変な生活を強いられたかと思います。オリパラも感染最中に挙行され、
日本は史上最多メダルを獲得する活躍があり、列島が沸きに沸きました。蔓延防止や緊急事態
宣言が終了するや、今度は、昨年12月、コロナの新型株が到来し、世界中に拡散し始めまし
た。ワクチン接種は、ほとんどの方は2回接種済と思われますが、接種の3回目も前倒しで、
早期接種が行われるようです。
このような感染禍の波乱の中での難聴者運動は、これまでの運動と同一には出来なかった
という面はあったかと思います。ただこれは、茨難聴だけの問題ではなく、全難聴を初め全国
各協会も事業の中止、延期などを余儀なくされ、その状況が各協会の機関紙などでも報じられ
ています。
全難聴の運動として、昨年4月、障害者総合支援法改正にかかる関係団体ヒアリングを通じ、
意思疎通支援事業についての意見を提出(要約筆記者派遣事業の拡大等について)されていま
す。同法の改正については、本年、中間報告がまとめられる予定と聞いておりますので、改正
状況についての推移を見守りたいと思います。
感染防止等から社会的に在宅勤務等が励行される半面、感染長期化で、私たちの運動も、オン
ラインとして行われる傾向が多くなったという状況があります。オンラインの良さは、自宅か
ら出向く必要がないことや、時間の有効活用等があります。半面、人対人の交流、コミュニ
ケーションの疎遠も挙げられますが、コロナ禍の産物として続けて参りたいと考えております。
2年前の「きこえと認知症」の講演会では、難聴との関係性が強調されていました。当時は、
コロナが発症する以前でありましたが、高齢者の脳の活性化として、手足を動かす運動や手話
を学習するなど、現在の生活に取り入れるものが沢山あるようです。
社会参加を初め、交流に際しては引き続きマスク励行など毎日の生活に取り入れ、いきいきと
楽しい生活にしたいものです。
本年も皆様のより一層の健康を祈念し、新年のご挨拶とします。